http://www.erv-nsa.gov.tw/user/Article.aspx?Lang=3&SNo=03000120
上記のHPから収録します。
1970年代初期、ここは壽豊渓の河川敷でした。新光グループの買い上げ後、河岸整備が進められ、20年に渡って土地改良が行われてきました。当初はさとうきびなどの農作にはじまり、羊や肉牛の牧畜などを経て、1995年から乳牛の飼育を開始しました。現在は緑豊かな観光レジャー農場として人気を集めています。
兆豊観光農場は主に観光フルーツ園と乳牛区の二つからなります。観光フルーツ園ではレモンやアボガド、バナナ、ザボン、キンカン、オレンジなどのフルーツが栽培されており、毎年10月から翌年の4月までフルーツ狩りが行えます。ここではフルーツ狩りのほか、とれたてのフルーツを味わえます。また、牛乳はここの主力生産品であり、乳牛が好む牧草が植えられた70ヘクタールの放牧地では、約500頭あまりが飼育されています。ここで生産された牛乳はすべて鮮乳業者に提供され、市場に出回ります。さらに乳牛の排泄物は農場に設けられている有機肥料製造工場で加工処理され、フルーツ園や牧草、植物園の肥料として用いられています。無駄なく利用することで、自給自足を目指しています。
牧場とフルーツ園以外にはバード園やオウム園があり、約200種類の鳥類と100種類のオウムが飼育されています。健康的でつややかな色合いをした鳥類の羽をお楽しみください。また、動物園区にはキョンや梅花鹿、水鹿、ラクダ、タイワンザル、ウサギ、羊、ポニーなどの動物たちが飼育され、子供たちの人気者となっています。昆虫・蝶生態区にはネットで覆われた蝶エリアがあり、色彩豊かな蝶が舞う中を散歩できます。さらに、植物に興味のある方は、水生植物生態区や温室、砂漠植物園、薬用植物園などにも足を運んでください。
ここ数年、農場では「生態観光の発展」と「親子旅行の推進」を二大経営目標に掲げています。園内の各施設を観察すると、その成果が見られることでしょう。次回、花東縦谷峡谷を訪れた際には、ぜひ半日あるいは一日、この農場でのんびりと過ごしてみて下さい。必ずや大きな収穫を得られるはずです。
|