花蓮で今最もホットなスポットと言われる夜市。東大門夜市は2015年7月4日にオープンしたばっかりです!
東大門夜市は「福町夜市」「大陸各省一條街」「原住民一條街」そして「自強夜市」という4つの通りからなります。お店は400にも及ぶと言われており、9ヘクタールの大きさです。
重慶路と福町路の交差点から取材を始めてみました。門が大きく、通路がと~ても広いのがこの夜市の特徴。また、まだまだこの夜市が地元の方に浸透していないらしく、人が少ない印象です。活気は少し足りないけど、歩き易さはピカイチです。
福町夜市通りはゲーム系のお店が多く、子連れや学生達の姿をよく見かけました。数多くあるゲームの中からナビが選んだのは「風船ダーツ(射大氣球)」。ダーツが風船に当たった瞬間「バチンっ!」と割れるのがストレス解消にもってこいなんですよねぇ♪
原住民料理屋さんで見たこともない食材に遭遇!
この2軒はとても親切!右の布洛灣美食風味はタロコ族の方が経営されています
この通りには原住民料理のお店もありました。みんな原住民料理は原住民一條街で食べるものと思っているのか、人が少なかったので、お店の方が色々と原住民野菜を見せてくださいました。
お腹があまりすいてなかったからこちらで食べられなかったけど、次はきっと食べに来ますね!
ずら~と並ぶ数々の野菜
台湾東部はフルーツパラダイス!絶対フレッシュジュースを試してください♪
喉が渇いてきた頃、目に飛び込んできたのが「香榭城現打果汁」!
種類が多い&きちんと入っているものを書いているので、看板の周りはメニューで貼りつくされています。一番人気は「綜合莓鳳梨60元」。クランベリー、カシス、ラズベリー、ブルーベリーのベリーミックスにりんごかパイナップルを入れるというもの。「不老傳說」との謳い文句通り、ベリーの酸味が老化と戦ってくれているようで、ぐびぐびいけちゃいました♪
福町夜市×原住民一條街から素敵な歌声が…
福町夜市も終わりが近づいてきた頃、原住民音楽が聞こえてきました!てっきり原住民の方が歌っていると思いきや…西欧人の阿明(DAMIEN)さんが奏でていて、もうビックリ。中国語が流暢なのはもちろん、台湾語、原住民語まで歌っているんです。ナビが日本人だと分かるや「となりのトトロ」の「さんぽ」を歌ってくれたのですが、「私は元気~ラララ~♪」とかなりあやふや!笑 でも、頑張って歌ってくれようとした姿に心が温かくなりました~。
この声が聞こえてきたら、立ち止まってみてくださいね!
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足も使って演奏していますよ~
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美食がい~っぱい!「自強夜市」
以前は人気店なら行列or番号札は当たり前!状態でしたが、今はこの場所が浸透していないこともあり、1時間も待つ必要はありません。以前一番人気と言われていた「第一家烤肉串」と「家傳東山鴨頭」もこの日は5分待てば食べられちゃいましたよ!この外抑えておくべき屋台は…「法式官財板」「吉立新鮮果汁」など…。ほぼ並ぶ必要はありませんが、お客さんがお店の周りをウロウロしているので、人気店はすぐわかると思います。
自強夜市でも大人気だった「家傳東山鴨頭」は引越し後も地元民の支持を得ています!
人気店の中からナビが目をつけたのは「家傳東山鴨頭」。この日一番人が集まっていた屋台でした。
左側には番号札、右側には待ち時間が表示されている分かりやすい屋台!まずは籠に好きなものを入れていくわけですが、いやぁ、すべてが茶色い…笑。しかもイマイチどの部分なのか見ても分かりません。というわけで、ナビの勘だけを頼りに皮のような部分15元(鴨皮)、周りに脂肪ちゃんがたっぷりついている部位20元(雞屁股)、豬血糕15元に決定!
籠とお金を渡し、辛くするかどうかを伝えると、レシートがもらえます。
左が雞屁股で右が鴨皮
では実食♪
さすが、10種類以上の漢方につけているというだけあって、一言では表せないほど複雑でスパイシー味。甘みとしょっぱみのバランスがかなり良くてあっという間に完食してしまいました。
鴨皮はパリパリ、雞屁股はジューシー、豬血糕はもちもちと色んな食感が味わえましたよ~。
見にくいですが「序:○○」というのが番号です。
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豬血糕
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こんなに立派な牡蠣がこの値段?お得すぎ!
「家傳東山鴨頭」が出来あがるのを待つ間、向かいに海鮮を焼いてくれる屋台「鱻烤」を発見!
早速メニューを見てみると…海鮮の大きさと値段の安さに負けて、大生蠔(生牡蠣大)100元を注文しちゃいました。ニンニクなどがいるかどうか聞いてくれますが、ナビは牡蠣本来のおいしさを感じたかったため、醤油だけちょっと垂らしてもらいました。するとどうでしょう…!潮の香りが強いですが、醤油がいい具合にやわらげてくれて、ペロリと一口で食べちゃいました。そのおいしさを確認し、焼き牡蠣も注文!たまねぎをかけた方が絶対おいしいよ!との店員さんの助言で、焼き牡蠣はたまねぎのみじん切りも添えていただきま~す。
番号札?は紙切れにの後ろに番号を書いてくれます
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デカ~イ!うま~い!!
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「香腸(台湾ソーセージ)」を食べたくなる
まだまだ食べちゃいますよ~!というわけで、小腹を満たすのにいい感じの台湾ソーセージ屋さんを発見。「阿蜜斯の小孩」という看板を見るとわかるように阿美族の方のお店です。
オリジナル味、高粱味、馬告味の中から、ナビは馬告味35元に挑戦。馬告とは原住民料理に良く使われる一種の香辛料で、山椒のような味がします。イノシシ肉を使用したソーセージは甘くてジューシー!ここにピリリと馬告がよく効いています。
台北よりもおいしいのは気のせいかな?
制服姿の可愛らしい女の子の笑顔に吸い込まれるようにして立ち寄った「干貝焼」。
このお店は士林発祥なので、台北でも食べられるのですが、女の子がかわいくて思わず日本帶子大干貝150元を購入しちゃいました。じっくり丁寧に焼いてくれるので、少し待ち時間は長いです。ですが、近くで路上ライブをしているので、それを聞きながら待てば、そんなに時間は気になりませんよ。
夜市でもスイーツが食べたい!!
ちょっと甘いものが食べたいなぁ…という時に飛び込んできたのが「深蹲下去撿蛋糕」。
ミニサイズのシュークリームがオススメだというので、波羅泡芙25元を頼んでみました。懐かしい味のするクリームで食べるとなぜかほっとしましたよ。ふた口で食べられる大きさも夜市ではいいなと思います!
カップケーキやロールケーキ、エッグタルトなども売られていますよ!
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お腹がすいていたらひと口で食べられちゃうかも…
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赤レンガ作りの店構えが特徴的な「大陸各省一條街」
老街の雰囲気が漂う「大陸各省一條街」は中国の郷土料理の屋台も入っていますが、服や靴、かばんなどの雑貨を扱っているお店も多かったです。
他の通りは食べ物ばかりなので、お腹いっぱいになったところでここを歩いてみましょう!
また、この門の向かいには石藝大街があります。パワーストーンなどに興味がある方は歩いてみるのも楽しいかもしれません。この日は原住民のダンスパフォーマンスが見られました。
花蓮にいるなら「原住民一條街」を楽しまなくちゃ!
一番楽しみにしていたのがこの「原住民一條街」。お店は藁作りで雰囲気抜群ですし、どの屋台も他ではあまり見られないものばかり。
しかも自強夜市の看板屋台のひとつだった「第一家烤肉串」は原住民一條街の入口入ってすぐ左側にありますよ!こちらのファンは原住民一條街から入ってくださいね♪
通いたいくらいのお気に入り♪
実はお腹がもういっぱいだったナビ。お腹いっぱいでも入るものそれはお酒!原住民風カクテルが飲めるという「原醉」という屋台を発見して、思わずカウンターに腰を下ろしました。原住民音楽が流れる屋台では、小米酒や馬告など、原住民の方におなじみのものを使ったカクテルがいただけます。価格もかなり良心的ですよ~!
見た目も美しいです☆
飲んだ後は水餃子で〆
あんなにお腹がいっぱいだったのに、お酒を飲んだらちょっと小腹すいてきた…。ちょうど水餃子のお店を見つけたので、こちらで今日の〆といきましょう!
よ~くメニューを見てみると…高麗菜(キャベツ)、韭菜(ニラ)、玉米(とうもろこし)など、台北でも見かけるものもありますが、龍鬚菜、芹菜(セロリ)などの野菜や、山蘇(オオタニワタリ)、大頭根、巴基路など、原住民野菜も気軽に食べられます。
巴基路はパンノキの実のことで、花蓮の方はこう呼びます。パンノキの実にはビタミン、ミネラル、グルテンを含まない炭水化物やタンパク質、食物繊維が豊富に含まれていて、ポリネシア地域では古くから食べられてきたそうです。
「龍蔬菜」入り餃子はシャキシャキ食感がたまりません。濃い味付けなので調味料をつける必要もないくらいで、お酒のアテにもいけますよっ!(あっ!また飲みたくなってきちゃった…汗)「巴基路」入り餃子はほっくほく!なんとなくサツマイモを食べているような気が…。初めての味ですが、おいし~♪
ツヤッツヤの水餃子の皮!餡には新鮮な黒豚肉が使われています
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屋台の後ろにはテーブルと椅子が!自由に座って食べられます
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金~日曜日は人の出も多いそうです。面白いお店などがあれば、是非クチコミをよろしくお願いします。